チェサネーゼ・デル・ピーリオ

ダーさん、出張から帰ってきた。

スーパー・チューリップにダーさんの好きな星ヶ丘ホルモンが売ってたので、買っておいたのを、早速嬉しそうに料理してくれた。

「ワインは何にするの〜?」

「そ、そうねぇ、ホルモンかぁ、どうしよう。メルロか…、モンテプルチアーのじゃ、果実味があり過ぎだし、アリアニコでもいいけど、あっ、飲んでみたいのがある、コレにしよう!」

サン・マーニョ チェザネーゼ・デル・ピーリオ2008 コルテ・ディ・パーピ

…なんだよ、そのワイン名?

えっと、「チェサネーゼ・デル・ピーリオ」はイタリア、ラツィオ州で、2008年にDOCGに認定されたばかりのワイン。

ラツィオ唯一のDOCGよ。新しいからソムリエ試験に出るかも、と、一生懸命覚えたの。

チェサネーゼは特徴的な品種とのウワサ。では、飲んでみましょう!

香りは、シラーに似ている。ほんのり燻製香、スパイスはあまり感じないけど丁子くらいかな、ペッパー感のはない、タンニンからくるインクのようなニュアンスはあり。

ハイ、とても美味しいです。飲みやすく日本食にも合いそうですよ。

ラツィオ州の州都はローマ。郷土料理はサルティンボッカなど。

私がローマへ行ったのは2007年だ。もちろん、その頃はワインに詳しくなかった。

また行きたいぞ。ありがとう!