嬉しいこと〜!

嬉しいことがありました。

私が1年前までいたウチの小山工場の方が、「6S活動報告書」を送ってきてくれました。

6Sというのは、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)に安全(Safety)を足しての、頭文字Sをとっての「6S」で、製造業を始め、様々な現場で行われている改善活動です。

私が小山工場にいたとき、「5Sとれびあん委員会」というのを作って、教育を兼ねて活動を始めました。

そのときは、こちらへ戻る期限もあり、またなかなか浸透しないのに心も折れ気味で半年間1クールだけで終わってしまいました。

でも、また「6S」になり活動しているとのことです!

しかも、「5Sとれびあん委員会」のときにみんなで作った『D−スタンダード』という、これだけ守ればよし、的な7つの条件がとてもベースになっていることが見て取れました。

  1.棚の一番上に物を置かない
  2.床に物を置かない
  3.直角・平行
  4.線から出ない・線を踏まない
  5.物の名前と置場を表示する
  6.その場で注意
  7.その場でとれびあん

「5Sをしなさい」、「5Sを徹底しろ」と言っても、何をしたらいいかわからないのが現実ではないかと思いました。

そこで、製造業で(特にウチの会社で)重要だというポイントを挙げたのです。

簡単なことだとお思いでしょうが、これがもう、全然できっこないくらいだったのです。

棚はずっと積み上げられ、床には配線や工具があり、ぐちゃぐちゃで、線も引いてなくて、何がどこにあるか全くわからない。

また、それが良いことなのか悪いことなのかわからない。だから注意できないし、とれびあん(褒める)できない。

そして忙しいと「5Sなんてやってられるか」状態。

そ、それがそれが、今、2年もしないうちに、浸透しているのです。

工場がキレイ、工場が安全、というのはもちろん素晴らしいですが、各人に意識が浸透しているのが感動的でした。

「5S」は改善をわかりやすくしたものですが、

整理=いるものといらないものに分け、いらないものを処分する

整頓=必要なものを必要なときに誰でもすぐに取り出せるようにする

とかなんとか言ったって、難しいのです。

だから、もう、7コだけやりましょう!! と掲げたのが『D−スタンダード』でした。

もちろんもちろん、皆さんのお力でこうなったのですが、何だか、自分のしたことはムダじゃなかったのかなぁ、と思うと、やっぱり嬉しくなりました。

人生なんて不思議だねぇ、こんなことが嬉しいなんて・:*:・(*´ー`)

うふふ、ありがとう!