シャトー・オーバージュ・リベラル 1990

ついに飲んじゃいました!

シャトー・オーバージュ・リベラル 1990

「はい、何級ですか〜」

「ん〜、2級?」

「ブッブー! メドック5級でした」

5級だけど、評価がいいのよね。

コルクを抜いた瞬間、芳醇な香りが広がって、20年も経ているのに、若々しく瑞々しい。

味わいは、思わず言葉を失って、「これを美味しいと思わない人はいないんじゃないかな」と2人でうなずき合った。

ああ、説明になってないな。

ブラックベリーの果実の香りに、深い深い森(ブルゴーニュよりもっともっと深い森)の静けさ。

繊細ながらも力強い!

もう、だって、あと20年は必ず美味しいんだもん。すごいよホント(涙)。

おうちで作る、どんな料理にも合わないだろうけど(というか特に芝寿しとは、絶対に一緒に飲まないでください、笑)、

近ごろ、ウチで流行っている「リヨン」のサラダと一緒に。

「リヨン」という名前だけど、ロワール料理(フランス)なのです。

これ、豚ばら肉(赤味の多いかたまり)を一晩塩したものを、5センチくらいに切って白ワインで煮るだけというお手軽料理!

白ワインで煮きったところで、豚の脂が出てきてさらに中火で転がし、コショウで味を調える。

こんな料理が、またまた信じられないくらいに美味しいのです〜!

・・・いや、いつもの通り、材料を揃えるのは私、作るのはダーさんですがね。

そう、言ってみれば「おふらんす風チャーシュー」かな。

肉は、アルプラザのカワグチのカナダ産か、ジャスコアメリカ産あたりがお勧めです。