サルジェ・ド・グリュオ・ラローズin又三郎

さて、週末、大阪の話です。

大阪の夜ごはんは、ダーさんがどうしても行きたくて、わざわざ上海から予約したという「又三郎(またさぶろう)」で食べました。

「又三郎」の何が食べたかったかというと、ドライエイジングビーフ、つまり熟成肉

牛肉をかたまりで2週間とか6週間とか寝かすと、とっても美味しくなるのですって。

そのぶん、その時その時で、ある肉とない肉があるみたいです。

今回は行ってみると、熟成肉は限られていて、とりあえず出来るのは「ご試食コース(はっきりした名前失念!)」という4,000円のコースでした。

隠し撮りしましたが、右のこんな肉から、カットされるようです。

まず、キムチともやしのナムルが、こんなお洒落な感じで出てきます。

「ご試食コース」では、熟成肉はフィレ肉1人50gとのことで、ダーさんが個人的にリブロース200gを追加しました。生肉とグジェールなどを食べながら、みんなで嬉しそうに肉を見つめます。

熟成肉はイケメンの店員さんが焼いてくれます。

焼いてはアルミホイルに包んで寝かす、を3回繰り返します。

焼きあがるまで、コースにある、肉4種&ホルモン3種を、こちらは自分で焼いていただきます。

ワインもかなり良いのが揃っていました。

サルジェ・ド・グリュオ・ラローズ 1997

メドック2級の「グリュオ・ラローズ」のセカンドです。97ヴィンテージで6,500円。確かにあまり良い年ではないようですが、コレ、感動的に美味しかったです。熟成肉の脂の旨みに、むちゃくちゃマリアージュしていました。

近ごろ、ボルドーあんまり飲んでなかったけど、いやいや、素晴らしい!

「葡萄ってホントにすごいよねー!」、出ました、いつもの私の口癖。ああ、やばい、古酒にハマりそう。

3回焼いて寝かしての熟成肉は、旨みが凝縮されて、脂が甘くて、さすがに普通では食べられないような味わいでした。

フィレよりリブロースの方が脂の旨みが濃かったです。

梅茶漬けは、こんなに上品!

カマショーの時間に遅れそうで、余韻にひたれなかったのですが、とっても満足でした。

熟成肉、いいじゃないの。また食べに行きましょう!