オークセイ・デュレス■時を飲む
今月の30日は、本家のおばあちゃんの誕生日。土曜日にお祝いしてきました。
90才になります。ケーキ美味しかった、ごちそうさま!
そんで、17時から思い立って、名鉄エムザの北海道展へ行ってきた。到着すると18時過ぎ。でも大丈夫、エムザは20時までやってたよ。
チーズもバターもソーセージも、いくらもウニも美味しそう。しかし意外と高い。結局、ロイズのチョコだけ買ってみる。
それなら地下ものぞくか・・・と、ドライ・パパイヤとグレープシードオイルと、ブルーチーズ(確かフルムダンベールAOC)をゲット。おっしゃれ〜!!
ついでにワインコーナーをチラ見。
見てたら飲みたくなるのが世の常で、「ボルドー1本買って、帰って飲もうか」とダーさん。
「ええっ、ブルゴーニュよ。ブルゴーニュにしようよ。久しぶりにピノ・ノワール(品種)が飲みたいもん〜!」
必死の訴えに選んだのがこちら。
オークセイ・デュレス ドメーヌ・ベルナール・ドラグランジュ 1989
「オークセイ・デュレス」はコート・ド・ボーヌの方で、ニュイのが飲みたいけど、まぁ、高いから仕方ない。ムルソー村の裏っかわになるらしい。
セレクト理由は、1989年という古酒だから。ねー、21年前っすよ、私たち、まだ出会ってなかったね、すごいよね。なんて言いながら買ってみた。
1990年は、もうちょっとだけ安くて、ヴィンテージによっても違うもんだなぁ。せっかくだから80年代を飲んでみよう。
色は明るいガーネット色。まだ褐色までは行かない、ルージュが残っている。
香りは、・・・葉巻!! きのこ、枯葉、すごいブーケだわ。果実味はだんだん熟成されながらも、ベリーのドライフルーツ感もある。
面白いね〜、ワイン。
お守りペンダントのおかげで好きな人と隣の席になれて、友だちと自転車で初めて自分の力で海へ行って、もう、箸が転がっても可笑しくて、先生に怒られながらも、まぁ勉強した、まさにあの時間に、この葡萄が色づいたかと思うと、やっぱり、感慨深いものです。
「時を飲む」って、そういう感じだよね。
ありがとう!