ネネグースの鴨とレ・スーショ
10年という年月は、小学校卒業してから大学卒業するまでをいうから、とてつもなく長い時間だと思うのですが、
ハイ、私たち今月末で結婚10周年を迎えます。
え〜! いつの間に10年よ〜、って感じなのですが。
アニバーサリーウィークとして、金曜日はAFグロ開け、昨日は10周年記念ディナー(?)行ってきました。
ダーさんが予約してくれたのは、犀川のほとり「レストラン・ラ・ネネグース」。
シャンパーニュで乾杯した後、マダムと選んだ1本は
MONGEARD-MUGNERET モンジャール・ミュニュレ
「ヴォーヌ・ロマネ レ・スーショ」
ヴィンテージは、もちろん結婚年の2000です。
エッジに少しオレンジは見えるけど、まだまだ美しいルージュの外観。
香りは、秋の森にいるかのように、熟したベリー、きのこ、水際の露草って感じかしら。深くしっとりとして、やっぱり官能的。
口にすると、驚くほど若々しくみずみずしい。
「こ…、これは、びっくだよね。まるで…」
「2008年といっても…」
「え〜、そーぉじゃなくて(怒)。っていうか、このスーボワ・きのこ感はさすがに10年だけど、…ゴホン。ゴホン」
「あっ! えっと、年月を経てなお輝きを増す、僕らの…、10年たってもみずみずしい関係に…」
「そうでしょ、フツーそう言うでしょ、ココは!」
とか、もめながら(笑)、追加で頼んだ前菜「フォア・グラと新米のリゾット木の子添え」にぴったりだし、
私は行く前からずっと食べたかった鴨のメイン。もも肉のコンフィじゃなくて、あえてフィレのソテーにしたのだけど、超マリアージュで、2倍も3倍も4倍も5倍も美味しくいただけました。
ホントにホントに美味しかった。
こんな美味しいワイン、飲めて、ホントに幸せ!!
ハイ、ダーさんのおかげですね。いつもありがとう、これからもよろしくお願いします。
あと、ネネグースは野菜がとっても質が良いですね。自分で作ってるのかな。こんな野菜を使っているなんて、尊敬します。
ああ、ありがとう。