ソムリエ試験(WE)2010
2010年、今年のソムリエ試験(正式には、日本ソムリエ協会 呼称資格認定試験)、ワインエキスパートの2次で出た飲料は、
1.ドイツ リースリング 2006
2.日本 シャルドネ 2008
3.フランス メルロー 2002
4.アマレット
でした。
一気に4種類出されて、40分(だったかな)で解答用紙に答る方法です。
まず、見た目で、白・白・褐色・濃い茶、とわかります。
4番目の「濃い茶色の液体」は、明らかにスティルワインではないので、よけておきます。
1番目の白、外観はほんのり濃いイエロー、グリーンのニュアンスは少なめ。見た目で2008ではないと判断。香りをとります。
おおっ、明らかなプラスティック香、白い花、リースリングだ!!
味わいは(実際は2番目の香りをとった後、口に入れました)、…ええっ、甘さを感じる。よし、ドイツです。
ヴィンテージ(年代)は、2005、2006、2007、2008、と解答用紙にあったかな。
んん〜、この色と香りから、2007より熟成感あるわ、2006で行ってみるわ私。
→大正解!
2番目は、ウォータリー、淡い淡いグリーンイエロー。産地は北の方よね。
香りは、…特徴がない、シャルドネだ。
口に含むと樽香が広がる、果実味より樽が勝ってる。樽をかける品種で、こんな色が淡いのは、やっぱりシャルドネしかないね。
で、何のためらいもなく、シャルドネ、フランス、2008。
→産地間違い。それに伴い合わせる料理も間違える。
ああっ、飲んだことあるのに、この前、当てたのに、くやしいっ。
「海老の天ぷら」と解答用紙にあるのに、気付けよ〜私(涙)。
3番目は、外観がオレンジがかった深いルージュ。熟成のニュアンスを感じます。
「ええっ、試験に古酒はまず出ないから、イタリアの早く熟成するタイプのワインかな」…とかいう先入観は持たずに、試飲しましょう。
香りは、燻製香ない…シラーではない。
味わいに、黒胡椒のようなスパイシーさはない…カベルネソーヴィニヨンではない。
じゃ、じゃあ、メルローじゃん。迷うことなし!
んん、でもこの色、そして色のわりには高い酸。やっぱり、イタリアの品種じゃないか、いや、絶対そうだよ、そうだよ、そうに決まってる。
と、何を血迷ったか、バルベーラを選択。
→きっと、そんな間違いしたの私だけだよ…(泣)。
残り2分、「意外と美味しい。美味しいからボルドーでは?」
「ううん、私バルベーラにかける!」
…なぜ、そんなにバルベーラにこだわった私(泣)。
4番目のアマレットは、私、実は飲んだことない。
でも杏の核のニュアンス感じて、イタリア行ったときにお土産で「アマレットキャンディ」買ったの思い出して、産地もイタリア。
→良かった、正解。
2番目が日本だと気付いていたら、3番目は必ずフランス品種にしたんだけどなぁ。
でも、なんだか面白かった、試験。
そして、合格して良かった、ホントに良かった!!
嬉しいわ〜、ありがとう!