ココファーム「第一楽章」

久しぶりに感動して涙が出るワインに出逢った。

ココファーム 第一楽章 2009
 

ココファームは栃木県足利市にあるワイナリーです。

ココファームのワインを知ったのは栃木県にいる頃で、いただいて飲んだのが最初でした。

あまりにも美味しくて、すぐにリピートして、栃木ではスーパーでもよく売っていたので、見かけるたびに買っていました。

産業団地のプチ旅行でワイナリー訪問を計画して、私も参加しました。

急斜面の葡萄畑と、本格的な醸造施設。

また大勢で飲むワインの美味しかったこと、忘れられない思い出です。

何度、飲んでも美味しくて、私も少しでもワイナリーの力になりたいとの思いから、賛助会員に申し込みました。

申し込んだのは去年のことです。
 

残念ながら、収穫祭へは行くことができなかったのですが、お知らせなどは、郵便やe-mailで届きます。

先日、「ワイン先行販売」で、何気なく購入したこのワイン。

そろそろ飲んでみようかな、と開けたところ、こんなに素晴らしいワインだったことを知りました。

力になりたいと思った賛助会員なのに、申し訳ない気持ちになってしまうほど。来年も再来年も賛助会員になることを決心しました。がんばって金額もアップできるように…。

ココファーム 第一楽章 2009

葡萄品種は、マスカットベリーA 100%。日本人が開発した日本の葡萄品種です。

畑は、まさにワイナリーで見上げたあの急斜面、そして佐野市の赤見というところ。どちらも痩せた土地で、葡萄栽培に最適だそうです。

野生酵母で発酵、樫の古樽で熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。
 

マスカットベリーAには、どんなグラスが合うのだろう、と、調べてみると、ソーヴィニョン・ブラン用がいいと言う人もいるので、先日、購入した足のないグラスを出しました。

外観は、落ち着きのある濃い赤紫、ルビー色。無清澄・無濾過のニュアンスが出ています。

香りは、華やかで複雑。チェリーやラズベリーの甘酸っぱさ、ブルーベリージャムの濃厚さ、そして強い花の香り、スミレの香り。そしてクローブ

味わいは、果実の凝縮感とフレッシュなイキイキとした酸味。しなやかなタンニン。イチゴのようなチェリーのような赤い果実の果実味を感じました。

深くワインの姿を追い求めたくなるような、長い余韻。

合わせるなら鴨のフルーツソース、ぴったりだと思います。でも日本のワインだから、日本食に合わせたい。何だろ、ササミのレモン和え? それ和食?
 

私のお勧めのワイナリー、ココファームのワイン。機会があれば、ぜひ一度、飲んでみてほしいです(*´∀`*)ノ

ありがとう!